離婚相談に多い、夫婦のトラブル例
離婚相談は、具体的にどんな相談が持ち込まれるのでしょう?
離婚をする前提の相談だけではありません。
海外では離婚を考える前に、夫婦で相談し、カウンセリングを受け離婚を回避することはとてもメジャーな行動です。
日本でも、離婚相談をして、夫婦仲が良くなった事例は多くあるものです。
例えば離婚理由で最も多い、性格の不一致。
第三者であるカウンセラーに夫婦それぞれ話を聞いてもらう事により、夫婦の問題点を見つけ出してアドバイスしてもらう。
実は夫婦関係の修復も離婚相談で相談できる案件なのです。もちろん、相談者が修復を望まず、最適な離婚についてアドバイスを求める場合は、離婚に向けた相談となります。
結婚して間がない夫婦のトラブルの中に、性格の不一致は多い?
調べてみると、結婚後数年以内での離婚率は意外に高いものです。実際に結婚生活を経験している方に話を聞けば多く聞こえてくるのが、ライフスタイルや価値観の違いでお互いに許せないところが見えてくること。つまり性格の不一致です。
家庭にはそれぞれ違ったルールが存在します。
その中で成長してきた他人同士が、一つ屋根の下で暮らし始めるのが結婚です。
付き合っている時には見えていなかったそれぞれの習慣を、結婚後初めて見ることにより、理解できない、受け入れられないと互いに感じて離婚に至るケースがとても多くあります。
性格の不一致に関連して、親族や家族との折り合いが上手くいかず、離婚に至るケースもあります。
お互いの家族や親族と上手くやっていこうと考えていても、
いつまでたっても心を開いてくれない、受け入れてもらえない、尊重してもらえない、暴言を吐かれる…などなど、パートナーの家族との折り合いに問題を抱えて離婚を選ぶ人も少なからず存在します。
何かあった時、パートナーだけでも味方についてくれれば、もう少し頑張ろうと考えることもできるのでしょうが、肝心のパートナーが支えてくれない場合には離婚に至ってしまうことも多いようです。
折り合いは時間とともについていくものとは限りません。
お互い、家族の悪口を言われれば気を悪くするのは当たり前です。
正当な理由によるものだとしても、どうしても生まれた時からそばにいた家族の肩を持ちがちで、そこから離婚へと発展することもあります。
義理の家族とあまりに折り合いが悪く、いじめや嫌がらせとも感じられることがあれば、離婚だけでは済まなくなることもあります。
夫婦それぞれ離婚に至る原因は違います。
離婚相談では、相談内容と本人がどうしたいのかを聞き取り、求める結果への最善の方法をアドバイスすることが仕事です。
熟年離婚やDVによる離婚の相談、浮気に関する相談でも、どうしたら自分の元へ帰ってくるのか?といったものまでケースにあったアドバイスを行っています。ひとりで答えが出ない悩みを聞いてもらう事は、今まで見えていなかった解決策が見えることもあります。
時には人に相談すること。その場所が離婚相談なのです。